コメント 【話題】独身研究家さん「デート経験なし4割で大騒ぎするが、40年前も20年前も若者男子のデート率は変わらない」
「デート経験なし4割」で大騒ぎするが、40年前も20年前も若者男子のデート率は変わらない
荒川和久独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター
6/17(金) 9:06
デート経験なし4割は衝撃なのか?
内閣府が6月14日に公表した「令和4年版男女共同参画白書」が、テレビでもネットでも大きな話題となった。とりわけ「20代男性の約4割はデートの経験がない」という調査結果に関しては、ツイッターでも「デート経験なし」がトレンド入りするほどだった。
案の定、テレビではだいたいどの局も、「信じられない。頑張ればいいのに」「男が頼りないなと思ってしまう。度胸がないのか?」などという40代、50代の中高年男性の街角インタビューの映像などを流し、コメンテーターからは「恋愛以外の選択肢が増えた」「コミュニケーションの取り方がわからない男子が増えた」などの意見が出る。野田聖子・男女共同参画担当大臣も「ネットなど、自分だけでも過ごせる多様なツールが増えてきたこともある」などと語っている。
まるで、これが令和の若者の意志や選択、行動のせいで起きてしまった現象であるかのように。しかし、この連載をお読みの方はご存じの通り、何度も私が説明しているが、これは「今に始まったことではない、以上」で終わりの話なのである。
恋愛強者3割の法則
令和の若者であろうと、平成や昭和の若者であろうと、彼氏・彼女がいるとか恋愛をしているという割合は大体30%程度で変わらない。少なくとも、国の基幹統計のある1980年代から約40年近く変わっていないことは事実である。それが「恋愛強者3割の法則」と私が名付けているものである。それについてはこちらの過去記事に社人研の1982年から2015年までの推移グラフを掲出しているので参照されたい。(以下略
グラフ・全文はリンク先へ
https://news.yahoo.co.jp/byline/arakawakazuhisa/20220617-00301260
※補足
【発表】「20代男性、デート経験なし4割」男女共同参画白書https://t.co/SUR0jANCAw
— ライブドアニュース (@livedoornews) June 14, 2022
20代男性のおよそ7割が「配偶者、恋人はいない」とするデータも紹介されている。これに対し野田聖子大臣は「オンラインで繋がっていくことを応援できる体制を作っていければ」と話した。 pic.twitter.com/QdawtaEQhW
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