コメント 【朝日新聞】非暴力抵抗こそが侵略から国民を守る~非武装の精神で戦争の根を断て。ウクライナへの自己同一は危うい
1: Ψ 2022/08/16(火) 08:19:54.59
非暴力抵抗こそが侵略から国民を守る~非武装の精神で戦争の根を断て 想田和弘と語る(前編) ウクライナへの自己同一と「敵/味方」議論は危うい
石川智也 朝日新聞記者
今年も8月がやってきた。
戦争や平和にまつわる言論や報道が集中する季節だが、戦後77年目の今夏の様相がここ数年と異なるのは、言うまでもなく、ロシアによるウクライナ侵攻が起きたことによる。
職場やお茶の間、友人たちとの会話にも戦況や兵器の話題が飛び交い、政治家は勇ましい口調で防衛力強化や敵基地攻撃能力、はたまた核共有に前のめりの発言を繰り返す。
軍事や安全保障の議論が「日常」化する異様な状況下で、他国から侵略された際に私たちはどう向き合うべきか、という根源的な問いもあらためて持ち上がった。
これに対して、武力による徹底抗戦ではなく、占領を座視して受け入れるのでもなく、非暴力・不服従による抵抗こそが最も有効なのではないか、そう問題提起したのが、映画監督の想田和弘さんだ。
保守界隈ではこの機に乗じた憲法改正論議もかまびすしいが、想田さんはすでに2015年の安保法制成立時、「新しい9条を創るべきだ」と“改憲”の提言をしている。
一連の発言の真意はどこにあるのか。あらためて深く聞き込むために、対話的インタビューをお願いした。
戦争とは、平和とは、国を守るとは――
非暴力抵抗は「無抵抗」とはまったく違う
――ロシアの侵攻後に、朝日新聞などに非暴力抵抗論を寄せました。「主権国家には自衛権があるが、応戦の果てに暴力の連鎖になれば、国民や国土に大きな犠牲が生じる。交戦せずに国を挙げて徹底的な不服従の抵抗をした方が、倫理的にも高潔で、結果的に民の命も国も守れる可能性が高いのでは」という趣旨ですが、SNSなどですさまじい批判を受けたそうですね。
ひどい反応が多かったです(笑)。批判というよりも罵詈雑言の嵐です。きちんと内容を読んでないのでは、というものが多かったですけど。たとえば、僕は非暴力の手段で「抵抗する」と言っているのに、勝手に「無抵抗」と読み替え、「ブチャのような虐殺があっても、家族が殺されたり強姦されたりしても、抵抗しないのか」と非難してくる。
まさに藁人形論法ですけれど、こういう「認知バイアス」が起きてしまうのは、まあ理解できなくはないです。「非暴力で抵抗する」ということのイメージがつかないのでしょう。だから「非暴力」イコール「無抵抗」「白旗を揚げて降参する」「座して死を待つ」という意味だと勝手に脳内で変換してしまうんだと思います。
それともうひとつは、「ウクライナ国民に戦うなと言う資格がお前にあるのか」「侵略に対して戦っている者たちに失礼だ」という反発、さらには「ロシアの肩を持つのか」という怒りの声です。
全文はリンク先へ
[朝日 2022.8.12]
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2022081000009.html?iref=sptop_Opinion_06&page=1
13: Ψ 2022/08/16(火) 08:41:18.37
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