コメント 【落下中に音速の5~6倍到達】JAXA観測ロケット打ち上げ、正常に飛翔・落下を確認。防衛装備庁で採択された研究を受け超音速エンジン開発へデータ収集
JAXA 観測ロケット打ち上げ 超音速エンジン開発へデータ収集
「スクラムジェット」と呼ばれる将来の超音速エンジンの開発に向けたJAXA=宇宙航空研究開発機構の小型観測ロケットが24日朝、鹿児島県肝付町の発射場から打ち上げられました。
JAXAの小型観測ロケット、「S-520-RD」1号機は24日午前5時、肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられました。
ロケットは全長9メートル余り、直径52センチで、重さはおよそ2.6トンあり、エンジンに点火したあと、ごう音とともに上昇していきました。
打ち上げでは、上空およそ160キロで機体の上部に搭載した試験体が切り離されることになっています。試験体は、落下中に音速の5倍から6倍以上に達するということで、燃焼に関するデータなどを得る計画です。
今回の打ち上げは防衛装備庁で採択された研究を受けたもので、実用化できれば、大気中の酸素を利用することで酸素の搭載がいらなくなり、JAXAではより多くの貨物を載せることが可能になるため将来の宇宙船などへの活用が期待されるとしています。(以下略
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[NHK 2022.7.24]
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220724/k10013733031000.html
鹿児島には国内唯一のロケット打上げ場があり、今朝5時に内之浦宇宙空間観測所から観測ロケットの「S-520-RD1」は、全長およそ9.2メートル、重さ2.6トンで、JAXAが開発を進める次世代型の「スクラムジェットエンジン」の実用化に向けた国内初の試験で打上げられました。 pic.twitter.com/QY7auAGHqD
— dokabai kagoshima (@DokabaiK) July 23, 2022
S-520-RD1は、2022年7月24日午前5時ちょうど(腕時計読み、日本時間)、JAXA内之浦宇宙空間観測所KS台地から打ち上げられました。未明の打ち上げは良く晴れ、まっすぐな航跡が立ち上っていきました。上空では光の具合によって雲が色違いに染まる場面も見られました。 #S520RD1 #JAXA #東京とびもの学会 pic.twitter.com/1tXhl3ojEL
— 東京とびもの学会@2022大会ありがとうございました。 (@TobimonoGakkai) July 23, 2022
[プレスリリース]
観測ロケットS-520-RD1打上げ結果について
https://www.jaxa.jp/press/2022/07/20220724-1_j.html
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