コメント NHK改革、会長特命プロジェクトで長寿番組打切り。紅白も打ち切りの方向。反発した若手・中堅職員が続々退局「公共放送であるNHKは国民にとっての共有財産」
「『紅白』も打ち切りになる方向」NHK職員が前田会長の“強引な改革”に猛反発〈若手・中堅職員が次々と退局〉
NHK職員有志が「文藝春秋」6月号(5月10日発売)で「前田会長よ、NHKを壊すな」と題したレポートを発表する。2020年1月の就任以来、「スリムで強靭なNHK」をキーワードに前田会長が推し進めてきた改革の弊害を記し、改革の中身を「強権的で杜撰」と批判している。
レポート発表の動機について、職員有志は次のように記す。
「NHKとは受信料で成り立つ、国民にとっての共有財産であると信じています。公共放送であるNHKは、決して国のものではなく、職員、前田会長の所有物でもありません。このまま前田会長による身勝手な改革を進めれば、NHKは必ず崩壊します」(略
職員有志によると、現在NHKでは、若手・中堅職員が次々と退局しているという。
「ついこの前も将来を嘱望されていた女性記者が、今の状況に嫌気がさしてヤフーに転職してしまいました。ネット業界にうつったり、商社や不動産など異業種に飛び込んだり。前田会長のもとでは未来が描けないとNHKに見切りをつけているのです」
前田会長の改革による悪影響は人事、組織だけではなく、「番組制作」の現場にまで及んでいるという。
「会長特命プロジェクト」が番組の打ち切りを検討
「前田会長は『会長特命プロジェクト』と呼ばれる直轄チームを立ち上げ、改編を担うはずの編成局を差し置き、番組の打ち切りを検討。長年愛されてきた番組が会長とごく少数の人間によって潰されています。(略
大晦日の「紅白歌合戦」も例外ではない。
「『紅白』も打ち切りになる方向で進められています。すでに前田会長は執行部に『終わらせる』と話しているそうです。昨年も前田会長による激しい介入があり、紅組、白組の対抗形式を廃止するよう指示。抵抗した現場は苦し紛れに『カラフル特別企画』を入れていました」
「文藝春秋」編集部が、前田会長本人に事実確認をしたところ、番組介入について「個々の番組に直接指示することはない」としたうえで、紅白歌合戦の打ち切りの話は、「番組全部を見直すだけで、変えるかもしれないが、やめるとまでは言っていない」と答えた。(以下略
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[文春 2022.5.10]
https://news.yahoo.co.jp/articles/c967be9ca317439de1009af0b59cb3f963ad6655
お年寄りだけ残る感じか
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