コメント 奈良県が可決した『奈良公園KPOPライブ』、反対県議が指摘「韓国側からステージ、音響、照明など細かい仕様が示されていて費用の減額は困難。韓国側の事情で有料イベントにできない」「県民の理解を得ることは難しい」
【速報】奈良県議会、2.7億円のKPOP無料ライブを含む補正予算可決
— もえるあじあ ・∀・ (@moeruasia01) December 16, 2024
知事「お金のない日本の若者も大好きなKーPOPアーティストに生で接することができる」などとSNSで強調https://t.co/6Jcmk3quRF
【12/16】奈良公園K-POP反対に関する修正案を提出。提案者を代表して提案理由説明しました。修正案は否決となり、原案通り、奈良公園KPOPに関連する予算も含め、可決。修正の趣旨を踏まえて、費用減額に努めていただけるか、引き続き注視してまいります。以下が提案理由文です。… pic.twitter.com/dFB0NRW13W
— 若林かずみ(奈良県議会議員) (@jaclynkazumi) December 16, 2024
2024/12/16
【奈良公園K-POP反対に関する修正案提出】
修正案について、提案者5人を代表して提案理由説明しました。
修正案は、賛成少数で否決となりましたので、原案通り、奈良公園K-POPに関連する予算も含め、可決されました。
修正の趣旨を踏まえて、費用減額に努めていただけるか、私達としては、引き続き注視してまいります。
提案理由説明は、以下になります。
………………………………………………
北葛城郡選出 奈良県議会議員の若林かずみでございます。
令和六年度奈良県一般会計補正予算(第四号)に対する修正案について、提案者を代表いたしまして提案理由をご説明させていただきます。
本補正予算案には、奈良県・韓国忠清南道交流事業の一環として、来年2025年10月18日、奈良公園においてK―POPアーティストによるコンサートなどを実施するという日韓音楽交流イベントの開催事業費が計上されています。
そして、この日韓音楽交流イベント開催事業は、総額約2億7,500万円の費用が見込まれるものです。
この事業は、日韓国交回復60周年及び奈良県・忠清南道友好提携15周年を記念して開催されるものであり、奈良県と韓国・忠清南道との友好提携の経緯から考えますと、文化振興や国際交流など、日韓交流イベントを開催すること自体は重要と考えます。
しかしながら、
今回の日韓音楽交流イベント事業に2億7,500万円もの県の財源を投入することが果たして妥当なのでしょうか。4つの観点から検討してみました。
1点目、今回の音楽交流イベントの費用対効果について
まず、2億7500万円という費用を削減することにより県民の理解を得ることができないか考えましたが、忠清南道側からステージや音響、照明などについて細かい仕様が示されているため、費用の減額は難しいと思われます。
次に、有料イベントにしたり、グッズ販売することによって、県民の理解を得ることができないかとも考えました。しかしながら、これも忠清南道側の事情で、営利目的のイベントにはできないという事情があり、グッズ販売についても現段階ではできないと考えられることから、このような手法により、県の財源による負担を軽減し、県民の理解を得ることは難しいと思われます。
とすれば、本事業の費用としては、やはり総額2億7,500万円が見込まれるわけですが、果たしてそれだけの費用を投じるに値するだけの効果があると言えるのでしょうか。
この音楽交流イベントは、来年2025年10月18日、たった一日だけのイベントです。
今後に残るような形のイベントにするということですが、現時点で具体的に示されておらず、一過性のイベントに終わる可能性が高いのではないでしょうか。(続く↓
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