1: 少考さん ★ 2023/07/18(火) 20:09:43.95 ID:l3YIiGcQ9
40年介護した妻を車いすごと突き落とす 夫に懲役3年の実刑判決
およそ40年介護を続けてきた79歳の妻を、去年、神奈川県大磯町の海に車いすごと突き落として殺害したとして、殺人の罪に問われた82歳の夫に対し、横浜地方裁判所小田原支部は「周囲のサポートを拒んでいて、典型的な介護疲れの事案と同視することはできない」などとして、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
大磯町の藤原宏被告(82)は、去年11月、町内の港で足が不自由な妻の照子さん(当時79)を乗っていた車いすごと海に突き落として殺害したとして、殺人の罪に問われました。検察は懲役7年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めていました。
18日の判決で横浜地方裁判所小田原支部の木山暢郎裁判長は、「被告は『自分1人で介護しなければならない』という強いこだわりから、介護施設に入所させることをためらい、一方的に悲観して、被害者の命を奪った。周囲のサポートを拒んでいて、典型的な介護疲れの事案と同視することはできない」と指摘しました。
その上で、「献身的に介護してきた点は考慮されるべきだが、動機は身勝手で犯行の態様も悪質だ。執行猶予が言い渡された事案とは一線を画すものだ」などとして、懲役3年の実刑判決を言い渡しました。
判決言い渡しのあと、木山裁判長は「照子さんは最後まで『生きたい』という気持ちがあったはずだ。そのことを改めて考えてほしい」と説諭しました。
事件の経緯 突き落とされた瞬間 妻は「いやだ」
事件は、去年の11月2日の午後5時半ごろに神奈川県大磯町の大磯港で起きました。大磯港にいた釣り人から「海にうつ伏せの状態で浮いている人がいる」などと警察に通報がありました。大磯町に住む藤原照子さん(当時79歳)が海中から救助されましたが、搬送先の病院で死亡しました。
このおよそ1時間半後の午後7時ごろ照子さんの長男から「父が『母を海に突き落とした』と話している」という内容の通報が警察にあり、藤原宏被告が殺人の疑いで逮捕されました。
事件当時の状況について、被告は裁判で「『長男が海で話があると言っている』とうそを言って港に連れ出した。港の中を車いすを押して2、3周歩いた。岸壁から車いすごと海に落とした」と述べました。
また、被告の証言によりますと、照子さんはこの時「長男はまだ来ないの?」などと繰り返し尋ねたということです。そして突き落とされた瞬間には「いやだ」と大きな声で叫んだということです。
裁判で被告は「心中するつもりだったが、遺書も書いていないし、息子たちに迷惑をかけると思い一緒に飛び込むことができなかった」と述べました。
40年間の介護 被告自身が証言 “1人で面倒を見る”
40年にわたる妻の介護。裁判では被告自身がその状況を証言しました。証言などによりますと、照子さんが脳梗塞で倒れて左半身不随になったのは昭和57年ごろだったということです。
当時、スーパーの従業員だった被告は1か月のうち10日間は出張で家を空けていて、照子さんが倒れたときも不在にしていたということでこの時、医者から「前兆があったはずで気付かなかったあなたが悪い」と言われたといいます。
被告は、このことばについて「『体が続くかぎり、1人で介護する』と決意した。その気持ちが揺らぐことはなかったし、今でも変わりない」と法廷で述べました。
数年後、照子さんの介護を理由に仕事を辞め、融通がきくと考えてコンビニの経営をみずから始めました。昼は経営するコンビニで働き、夜は照子さんの介護をする生活を続けるものの、十数年後に経営が行き詰まりました。
この間、夫婦仲は悪くなかったということで被告は「遠慮もあったのだろうが、不満や要望を言われたことはあまりなく、こちらが困ったことはない。介護が始まってからはケンカをしたこともない」と述べました。
(略)
全文はリンク先へ
[NHK 2023.7.18]
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230718/k10014134231000.html
10: ウィズコロナの名無しさん 2023/07/18(火) 20:13:55.91 ID:ewBiB1TN0
40年も介護してたのにこの判決は非情
血も涙もないな。。
17: ウィズコロナの名無しさん 2023/07/18(火) 20:17:50.13 ID:k5tEVysC0
>>10
ホントそれ
機械的な判決しか出せないなら裁判官はAIにすべき
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