コメント 【は!?】東京都「葛西臨海公園の樹木を1400本切り倒し太陽光パネルを並べる」89%の反対パブコメ無視、建築家の樹木を保護する代替案 無視、反対した委員2人は辞任においこまれる
コロナ前に、建築士会、建築家協会、建築学会が総出で止めさせたはずの、谷口吉生さん設計デザインの世界的名建築である葛西臨海水族園の立て替え計画が、性懲りもなくまた動いている。
— SDGs建築エコノミスト森山高至(漁協建築研究家) (@mori_arch_econo) December 12, 2022
やっと自然林に近付いた森の樹木を切り倒し、太陽光パネルを並べるという、愚の骨頂としか言いようがない。 pic.twitter.com/rJRgqH4VpP
FaceBookより
— SDGs建築エコノミスト森山高至(漁協建築研究家) (@mori_arch_econo) February 15, 2023
建築家の有志の方々が
東京都の環境建設委員会に対し、葛西臨海水族園の淡水生物館を残し1400本の樹木を保護する代替案を提案されましたが、陳情は門前払いされました。
都議会環境建設委員会の根来氏は、
1400本の樹木と淡水生物館は解体撤去、伐採されるべきである、と答弁してます。 pic.twitter.com/nf6gw0p97t
え・・・
またパネル・・・
https://ja.wikipedia.org/wiki/ 葛西臨海公園
東京都江戸川区に所在する東京湾に面した都立公園である。葛西渚橋を介して葛西海浜公園と隣接する。
東京都建設局所管、面積は約80.6haあり、水元公園(96ha)や小金井公園(80ha)と並ぶ大規模公園である。園内には日本有数の水族館「葛西臨海水族園」や飲食施設、大観覧車があるほか、鳥類園や多種多様な植物を楽しむことができ、休日を中心に行楽地として賑わっている。
都が東京湾沿岸の汚染や埋め立てで破壊された自然環境を再生しようと整備されたものである。今では東京都区部でも見ることが少なくなった動植物が、園内の森や池に生息している。主な動植物は、都が保護上重要な野生生物種に指定するアカシジミをはじめ、キアゲハなどのチョウ類や、トウキョウダルマガエル、ニホンアカガエルなど5種のカエルなど。また、鳥類では約170種類の水鳥、山野の鳥が確認され、渡り鳥の中継地にもなっている。
決定事項らしい
2028年、葛西臨海水族園が大規模リニューアル https://t.co/RhMHcOyf6a …1989年の開園から30余年を経た頃、建物の老朽化を理由に大幅にリニューアルすることが決定。現在の葛西臨海水族園の敷地内に新たな水族園を整備し、2028年3月の開園を目指している。 新しい葛西臨海水族園は、建築面積約1万30…
— museumnews jp (@museumnews_jp) February 11, 2023
建築家・村松基安さんの報告から。
— SDGs建築エコノミスト森山高至(漁協建築研究家) (@mori_arch_econo) 2023年2月15日
葛西臨海水族園の新施設計画の不思議
既存水族園は開園以降、来園者数は延べ5,800万人を超え、今でも年間140万人以上の来園者がある人気の施設である。2016年に都が行ったアンケート調査では97%が現施設に満足しているという結果が出ているにもかかわらず、東京都は
東京都は「老朽化」「バリアフリー不備」を理由に建替の方針を策定した。建替の根拠となる「老朽化」「バリアフリー不備」はどちらも改修により現行の水族園として利活用を続けられることが専門家から提言されている。東京都は建築の専門家を含めない委員により構成された「あり方検討会」を開催し、
— SDGs建築エコノミスト森山高至(漁協建築研究家) (@mori_arch_econo) 2023年2月15日
そこで、現水族園施設を解体撤去する方針を出そうとした。
— SDGs建築エコノミスト森山高至(漁協建築研究家) (@mori_arch_econo) 2023年2月15日
それに対して、2018年末に行われた都の改築の方針に対するパブコメの結果は、87%が今の水族園を水族館機能を持ったままの存続を望んだものであった。
引き続き開催された「葛西臨海水族園事業計画検討会」において、ここにおいても
現水族園の保全利活用が望まれ、新施設利用と同時にその検討を行うべし、との意見が多くあった。
— SDGs建築エコノミスト森山高至(漁協建築研究家) (@mori_arch_econo) 2023年2月15日
さらに、水族館計画にはPFIはそぐわず、設計と施工は分けて慎重に設計を進めるべき、という意見が多くあったが、その提言は無視され、記録に残されないこととなり、委員2名が辞任に追いやられた。
その間2020年初めに行われたパブリックコメントの結果は1回目と同様、89%が改築並びにPFI事業に反対意見であったにもかかわらず、都はその意見を聞かず、水族園機能を丸ごと新施設へ移す決定をし、PFI事業者募集へ突き進んだ。
— SDGs建築エコノミスト森山高至(漁協建築研究家) (@mori_arch_econo) 2023年2月15日
多くの都民と専門家の提言により、
かろうじて海とつながる水盤とガラスドームは残ることにはなったが、淡水生物館は解体され、35年をかけて成長した1400本の樹木が、豊かな土壌とともに伐採される。新施設の屋上広場から見える風景は障壁のような機械置場と太陽光パネルのみで、海辺の公園内の施設でありながら、
— SDGs建築エコノミスト森山高至(漁協建築研究家) (@mori_arch_econo) 2023年2月15日
海を見ることも感じることもできない。
— SDGs建築エコノミスト森山高至(漁協建築研究家) (@mori_arch_econo) 2023年2月15日
事業者はすでに選定されたが、都は計画案の配置図すら公表しない。パブリックコメントにより、都民の意見は聞いてあり、その意見に則って計画を進めてるので、今後も、計画案の公表はせず、、都議会へも提示もせず、都民の意見も聞かず、突き進むとしている。
約90%が反対意見だったにもかかわらずである。
— SDGs建築エコノミスト森山高至(漁協建築研究家) (@mori_arch_econo) 2023年2月15日
日本の水族館のトップランナーを目指し、歴史を受け継ぎ、自然とともに生きる水族園と謳ってはいるものの、かけ離れた結果になることは間違いない。改築計画の見直しを望む。
(建築家有志)
これが役人の考えるSDGsってヤツではないでしょうか
— ふーさん (@4DP002132) 2023年2月15日
SDGsって環境を破壊することでしたっけ?なんかおかしいですよね
— ヒマダシマヲ (@sabao1105) 2023年2月15日
大阪でも太い並木が伐採された
— 牛田善教 (@t9me4d6a) 2023年2月15日
1400本の樹木・価値に変わる
物があるとはとても思えない
淡水生物館は潰し樹木1400本も伐採。本当に酷い政策です。都議会の議員は何をしているのでしょうか???
— mamayamn (@myan62) 2023年2月15日
この件について、建築家協会や著名建築家の方と動いていただいているのは、葛西臨海水族園の地元江戸川区選出の都議会議員の上田令子先生だけです。
— SDGs建築エコノミスト森山高至(漁協建築研究家) (@mori_arch_econo) 2023年2月15日
もっと多くの議員の方が、建築や公共施設計画に関心をもっていただきたいと思っています。
ありがとうございます!諦めずに声を上げてまいりたく引き続きご尽力よろしくお願いします!
— 上田令子(東京都議/自由を守る会代表) (@uedareiko) 2023年2月15日